SSブログ

【実践トレード No.9】エリオット波動って? [バイナリーオプション]

バイナリーオプションを攻略するのに覚えておいた方がいい分析手法の一つ【エリオット波動】。
実はこれ、相場を読むのにとってもいいんですよ。

今回は、そんな【エリオット波動】について初心者の方にも分かりやすいように解説してみました。
この【エリオット波動】を理解することで、今よりも勝率がグンと上がるのは間違いありません。

ぜひともこの【エリオット波動】を身につけ、今まで以上にバイナリーオプションで大きな利益をつかんでください。

エリオット波動とは?


1938年に【ラルフ・ネルソン・エリオット(1871~1948)】という会計士が発表した『テクニカル分析』の原点とも言える分析手法です。

潮の満ち引きから相場の流れを読み解くことができるのでは?ということで研究を重ねて遂に、相場の流れを読み解くためのカギを発見することができ、それを『波動理論』と名付けました。

「人間の感情にはリズムがある。そして、それは一定の数と方向を持った波として動く。この現象はすべての人間の活動、たとえば、ビジネス・政治・娯楽などに見られる。」(1938年著書:波動原理より引用)

今でも潮の満ち引きや人間心理、月との関係も何かと出てきますが、第二次世界大戦よりも前にすでに発見されていたんですね。

ローソク足との関係性


為替相場は秒単位、またはそれ以下で常に上下に動いていますよね。
一見、不規則に上下をしているように見えるローソク足の動き、実は、ある一定のリズムにのって動いているのをご存知でしたか?

エリオット波動は、チャートは『5つの上昇波』と『3つの下降波』の『合計8波』が『一つの周期として形成されている』という理論です。

上昇トレンドの場合は『上昇5波』『下降3波』で形成され、下降トレンドの場合は『下降5波』『上昇3波』で形成されていると言われています。が、『エリオット波動』は『上昇波動の典型的なパターン』だと言われており、上昇時ほど長期の下降トレンドはない。

エリオット波動を突き詰めていくと、『1波は3波よりも長くなること』や『8波の中にはさらに34波があること』などなど、とんでもなく深いところまでいってしまいますが、私達トレーダーはエリオット波動を極めるのが目的ではなく、エリオット波動論をある程度理解して、それをバイナリーオプションで活用し、しっかりと資産を構築していくこと。が目的ですよね。

ですので、この記事では基本的な部分だけに触れておき、『エリオット波動』における『5波』と『3波』をある程度理解できる程度にしておきます。


エリオット波動8波とは?


エリオット波動は下図のように、上昇で5波、下降(押し目)で3波の合計8波で形成されています。

eliot-wave02.jpg

更には1波2波の中に、上昇5波、下降3波が隠れている?とも言われています。

eliot-wave03.jpg

エリオット波動1波2波の中に小さなエリオット波動8波が存在し、小さなエリオット波動の中にはさらに小さなエリオット波動も存在しているということになります。
エリオット波動は『推進波が5波』『調整波が3波』で構成されており、この形は基本形となっているので、1年スパンで見ようが1日スパンで見ようが、小さなエリオット波動がいくつも重なって大きなエリオット波動が形成されていく。ということを頭に入れておいてください。

eliot-wave04.jpg

エリオット波動の細分化


『上昇5波』『下降3波』の計8波が基本形です。
上昇5波は『3つの推進波』と『2つの調整波』で、下降3波は『2つの推進波』と『1つの調整波』からなっています。

(1)(3)(5)(a)(c)は推進5波、(2)(4)(b)は調整3波に分かれます。

3波、5波、8波の数字は全てフィボナッチ。
次の細分化では『上昇21波』『下降13波』の『計34波』これらの数字も全てフィボナッチです。
さらに次の細分化では『上昇89波』『下降55波』の『計144波』となりますが、それらの数字も全てフィボナッチです。

出てくる全ての数字を並べると、3,5,8,13,21,34,55,89,144です。
更にそれぞれの波動の中にも推進波、調整波を分けるとまだまだ細かく数字を出すこともできますので、興味のある方はお時間のある時に細分化してみてください^^

人も自然も全てフィボナッチ級数になっているという、何とも驚きの結果になってしまうが、この『エリオット波動』と『フィボナッチ』をしっかりと理解するだけでもチャートを見る目が変わってくるのではないでしょうか?

グランビルの法則やダウ理論などもそれぞれ狙い目がありますが、この『エリオット波動』にも狙うべきポイントがあります。

それは、『第3波目』です。

冒頭でも述べていますが、『3波は1波よりも長い・・・』というところがポイントです。
バイナリーオプションに限らずFXでも同じことが言えますが、ボラリティ(値動き)が小さい部分でエントリーするよりも、ボラが大きくどの方向へ進んでいくのか分かりやすい場所でのエントリーが理想的です。

なので、修正波、調整波などでエントリーするよりも、これから勢いよく突き進むであろう『推進波』の波に乗ったエントリーの方が断然勝ちやすくなりますよね。
といっても、第3波目を狙ったつもりでも思ったよりも伸びずに反転してきてしまった・・・

あなたにもそんな経験があると思います。もちろん私もあるのですが、以下の点をしっかりと抑えておけば、『伸びない3波』ではエントリーを見送れるようになるので、おのずと勝率は上がってきます。

第3波が大きく伸びるためには、『明確な押し目』を作る必要があります。
自分で作れるならとても簡単なことなのですが、この『明確な押し目』は、ただ指をくわえて見ているだけ。しか方法はありません。
『フィボナッチ』を少しでもかじったことがある人であれば『61.8%』などという数字を聞いたことがあると思います。

『明確な押し目』は、第1波の高さに対し、第2波が『50%』『61.8%』で止まることを表します。
それよりも高かったり低かったりすると、『小さな第3波』で終わってしまう可能性が高くなります。
図にするとこんな感じです。

eliot-wave05.jpg

次は実際のチャートで見てみましょう。

eliot-wave06.jpg

相場が上昇し第1波を形成。その後、下落してきたのを確認した時点で『安値』と『第1波』にフィボナッチを充てた状態です。
第1波の高さに対して『50.0%』の辺りで押し目を作って上昇しています。
その後、第3波の高値は第1波の高さに対して『161.8%』付近まで上昇してきています。

このチャートでは『161.8%』付近で高値になっていますが、もし161.8%を超えた場合のルールもあります。
それは、『261.8%』『423.6%』まで上昇する可能性がある。というルールです。
MT4のフィボナッチを引いてみてもらえば分かると思いますが、『0.0』から始まって『423.6』までありますよね。

実際にあなたが使っているMT4のチャート上でフィボナッチを引いてみてください。

eliot-wave07.jpg

まとめ


いきなり全て覚えるなんて難しいと思いますし、私もこんな記事を書きながら、取引をしていると日々何かしら新たな発見というか気づきがあります。
まずは『エリオット波動』の基本形をしっかりと理解し、そこから『フィボナッチ』を覚えていくことをおすすめします。

縦横比の最も美しい比率である黄金律として有名な『1.618』という数字もフィボナッチ級数なんですね。
エリオット波動を勉強しよう!なんて思わなければずっと気づくことはなかったと思います。
『エリオット波動』『ダウ理論』『グランビルの法則』など、バイナリーオプションを始めたばかりの頃は『そんなもん必要ないだろ~』程度にしか思っていませんでしたが、一つ覚えていく度に自分のトレードスキルが上がってくるのが分かります。

それでは!


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。